STUDERWireDress®
WireDress®はメタルボンドのCBN、ダイヤモンド砥石による研削において全く新しい可能性を切り開きます。 放電加工機能を統合したドレッシング技術は、非生産時間を大幅に節約するだけでなく、最高作業速度時に研削機械の最高精度を保ちながらの焼結金属ボンドの加工を実現します。
WireDress®コンポーネント
ダイヤモンド、CBN砥粒の研削砥石は、セラミック、超硬合金、焼入れ鋼の研削に使用されます。 これまでの研削プロセスでは、大半の研削砥石には合成樹脂ボンドまたはセラミックボンドが使用されています。 このような研削用途で精度および経済性を両立させる1つの方法は、メタルボンド砥石の使用です。 しかし、メタルボンド砥石には非常に限られたドレッシング方法しか行なえず、平均的な切れ味しか達成できないため、従来は実用性がないとされていました。
WireDress®の特徴
より高い生産性
- 研削能率向上+ 30%以上
- ドレッシングインターバルの延長
- 砥粒の最大突き出し量 > 最大研削能率
- 研削盤機上でのドレッシング > 非生産時間削減
- 低いドレッシングツールコスト
高精度
- ドレッシングツールの摩耗レス
- 首振り可能ドレッシングツール
- メタルボンドのドレッシング 20%のスピードアップ
- ミクロン領域での最高なプロファイル精度が可能
- メタルボンド砥石の砥石摩耗を75%抑制
- ワークたわみ量を70%抑制
- ワーク内径R 0.2 mm、外径R 0.05mm 実現可能
簡単な操作
- 最大加工長を最大限に使用可能
- StuderWINの操作盤上でコントロール可能
- 通常の研削油の使用が可能
- タッチドレッシングの使用が可能
- 再設定なしでのワイヤーコイルの素早い交換が可能